- 日本での流通・気候を考え
消費期限は製造日より 1年
- 日本よりナチュラルバランス本社へ発注後、船の出港スケジュールに合わせて日本正規品として製造を開始。
在庫は置かず、注文分だけを生産。その都度最新の製品が日本に送られます。
- 注文から製造まで約1週間。
- 製造直後に、温度湿度など万全の管理体制を持つナチュラルバランス本社倉庫で冷暖房完備のコンテナに積み込み、日本へ出発。
- 船便に合わせ生産しますので、オーダーから最短
23日、最長でも 30日で日本に到着します。

ナチュラルバランス本社倉庫
日本仕様フード
- 日本の気候に合わせ、カビや微生物の発生を防ぐ為に低水分に抑えています。
- 長期輸送の影響や湿気、害虫などを防ぐ特殊バリアパッケージを使用。
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- アメリカでの流通・気候に合わせ
消費期限は製造日より 2年
- ナチュラルバランス本社から、各州の問屋へ販売。
- 日本のブローカーから注文を受けた米国のブローカーが、これらの問屋から購入。
流通在庫品ですから、フードがどのように管理・保管されていたかもわかりません。
- 米国内で流通しているフードも、通常は製造より
数ヶ月以内に販売完了しますが、製造より 半年 〜 1年以上も経った、売れ残りの在庫品 が送られてくる場合もあります。
- 船便に乗せるまで 1 〜 2 週間程、ブローカー所有の駐車場や簡便な倉庫などに保管。(写真のように、野ざらしに近い状態も)
- 普通のコンテナに積まれ日本へ。

これはロサンゼルスのブローカーの保管現場で撮影したものです。
駐車場の一画に、ブルーシートを被せられただけのナチュラルバランスをはじめ日本でも人気の各社フードが、パレットに詰まれていました。
- LAは1日の気温差がとても大きい為、結露なども起きやすく、これがカビや微生物の繁殖、酸化など品質低下の大きな原因となります。
- アメリカ用に生産された製品です。
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パッケージの違い
輸送期間が短くクイックに商品を供給できる、乾燥したアメリカ。でも、日本までは湿度や温度変化の大きい船旅が必要です。その上、日本は高温多湿の国。
パッケージって保管や流通時の品質保持にとても重要なんですよ。
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正規輸入品
日本への輸送、流通を考え、強度と密閉性に優れた4層バリアフィルムを使用しています。
- 高い遮光性で、外部からの光を遮断
- ピンホール( 袋同士がこすれる事で出来る微細な穴
) やパッケージの破れなどが起きにくい、厚みと強度
- 内部結露を起しにくい特殊フィルム
日本仕様パッケージ
- 製品の鮮度が高くパッケージの気密性が高い為、パッケージ内部で製品が酸素吸収を行うと、右の写真のように真空脱気状態になります。
 
非常に高い密閉・気密性 ↑
- 2ヶ月程度放置するだけで真空脱気状態こなりますので、ご家庭でも簡単にご確認頂けます。
- もちろん、害虫などが混入する心配もありません。
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並行輸入品
輸送期間が短くクイックに商品を供給できる、乾燥したアメリカ国内向けのパッケージです。
- 紙パッケージの為、光や水などの外的要因に弱い。
- 水分に弱い為、結露や高湿度などによるダメージを受けやすい。
- 摩擦や衝撃など輸送時の取扱いにより、パッケージが破損する可能性が高い。
- 気密性が悪い為、酸化しやすく、また、保管状況によっては害虫の混入、カビや微生物の発生などが起きやすい。

↑アメリカ国内仕様パッケージ
- 長期間の輸送や海上輸送などの影響は、一切考慮されていません。
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海上輸送〜日本国内へ
正規輸入も並行輸入も、海上輸送で日本に運ばれ通関します。でも、同じ輸送や通関でも、実際はこんな違いがあるんです。
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正規輸入品--輸送
冷暖房付きの専用コンテナを使用。
- 最適な温度調節のもと、出来たてのフードがナチュラルバランス本社倉庫から日本へ出発。
- 韓国ソウル行きの貨物船を利用。約16日で博多港へ到着。
- 陸揚げ・通関後、すぐに博多港からも近い輸入元(オフィス・プロフィット)の国内保管庫へ。
- 博多にある国内保管庫は、一年中20度から25度に温度管理。
- リフレックスなど正規代理店からの注文後、1〜2日程で各地の代理店へ。

↑冷暖房付きコンテナ↓
通関・動物検疫検査
日本正規輸入元としての手続きの為、入港後、即日通関が出来ます。
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並行輸入品--輸送
木材の輸送などに使われる、価格の安い通常のコンテナを利用。
- 通常のコンテナに、冷暖房設備は無い為、コンテナ内は50℃以上にもなり、高温多湿、また、外気温の変化を非常に受けやすい。
- コンテナは密閉状態で空気の流れも無く、蒸れや結露などが起きやすい。
- このような状態が20日以上も続き、日本へ到着。
- 陸揚げ後、検査を受け通関。国内ブローカーのもとへ。
↑通常のコンテナ
通関・動物検疫検査
- 様々なフードメーカーの商品をコンテナに混載して輸入する為、必ず通関・動物検疫検査を受ける事になります。
- 陸揚げ後、保税倉庫に2〜3日程度保管された後、やっと国内に入ります。
何故、混載なのでしょう ?
通常の40フィート・コンテナは20パレットもの量を積載します。
- 1社だけのフードを20パレットも輸入すると、販売完了まである程度の期間がかかります。
- 輸入業者は米国での管理状態や輸送時などのダメージを知っていますから、できるだけ短期間で販売したいのです。
- そこで様々なメーカーの製品を少量づつ買い集め、混載して輸入しているのです。
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